演目のご紹介

めくるめく、
日本の伝統芸能の世界

京舞

京都を中心とした関西地方に発生したもので、能楽の系統をひくため少ない動きの中で豊かな表現をみせようとしており、座敷舞とも言われています。品格の高い宮廷風の舞いを取り入れ、1200年の王城の地である京都の自然と風物によく溶け合い、優雅で美しい京都の代表的な芸術となりました。毎年春に開催される「都をどり」もこの京舞を基調としたものであり、祇園の芸妓、舞妓によって演じられる京舞は、その衣装の美しさと相まって、優雅かつ絢爛そのものであり、人々の心をとらえています。

茶道

お茶はわが国には平安時代から鎌倉時代にかけて禅僧によってもたらされました。千利休が"和敬清寂"を理想とする茶の湯を完成し、今日の茶道の基盤を作り上げました。江戸時代に入り、日本人の生活と文化に深い影響を与えて今日に至りました。ギオンコーナーでは、椅子に座った作法である裏千家の立礼をご覧いただきます。

華道

仏前にお花を供えたことが始まりですが、室町時代に池坊専応がいけ花として確立させました。その後、茶の湯の普及とともに茶室に花を飾るようになり、やがて一般家庭にも普及してきました。現在、様々な流派が誕生し日本ばかりでなく世界にも広がっております。日替わりで池坊と嵯峨御流を披露します。

1300年前に中国から伝わり、雅楽で演奏され平安貴族に愛好されました。その後、江戸時代に上方では生田流、江戸では山田流によって一般庶民にも普及しました。ギオンコーナーでは、生田流の演奏を披露します。

雅楽

6、7世紀に中国大陸や朝鮮半島より伝えられ日本では平安時代王朝文化の中で最盛期を迎えました。中国本土においてはすでに消滅しておりますが、世界最古の音楽の一つで皇室や社寺の行事を通じて今日まで伝えられています。雅楽には舞を伴う舞楽が数多くあります。ギオンコーナーでは舞楽「蘭陵王」をご覧いただきます。

狂言

能楽の合間にその時代の日常の言葉で演じられる一種の喜劇であり、室町時代に足利家の庇護の下で栄えました。その後江戸時代には、武士の教養のひとつとして定着しました。狂言は当時の現実の社会を生々とコミカルに表現するのを特徴としています。大蔵流狂言茂山社中による代表的な演目の「棒縛り」をご覧いただきます。

文楽

人形を操って庶民の娯楽としたのは平安時代の傀儡師が始まりです。江戸中期に近松門左衛門と竹本義太夫で人気を博し、その弟子たちによって今日のような「人形遣い・太夫語り・三味線」という形が出来上がりました。2003年にはユネスコの世界無形文化遺産に指定されております。「八百屋お七・火の見櫓の段」をご覧いただきます。

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